こんにちは。
看護男子のリアルな日常の総合情報ブログ
”ごんちゃんのへや”へようこそ!
気になる第3回のテーマは・・・
【看護師の転職活動】
独身時代~子育て世代までそれぞれの特徴をまとめました!
【看護師の転職理由】
・夜勤がしんどい
・医療事故への不安
・給料が安い(昇給が少ない・単純に平均的な社会人男性と比較して給料が安い)
・休みがない(人手不足・時間外労働 など)
・教育制度が整っていない
・将来への不安(キャリアアップ、先輩が少ないことへの漠然とした不安 など)
・人間関係に疲れた(女性の職場であるという社会の認識 など)
・精神的に追い詰められる(相談できる相手がいない など)
・ライフイベント(子供が生まれた、パートナーや親の介護 など)
看護師の転職理由(本音の部分)は様々ありますが、あなたも心当たりのあるものはありませんか?
私は30歳を目前にして子供が生まれたとき、将来について考えました。
このまま今の職場で働き続けて、
・この給料で本当に家族を支えていけるのか?
・生涯、この仕事を続けていくことはできるのか?
・自分のしたいこと、目指したいものはこの先にあるのか?
あなたは、どうでしょうか。
【看護師とメンタルヘルス】
職場での精神的なストレスが原因で、うつ病などの心の病に罹るケースが急激に増えています。さらに増加しているのが、心の病による労災認定者数や自殺者の数です。
上位を占めているのは業種別にみると、製造業、卸売、小売業、建設業が多く
看護師も、心の病になる割合も上位にせまっています!
看護師のメンタルヘルスについては、表面化されることが少なく対策も進んでいないのが現状です。中でも男性看護師は全体数が少なく、ストレスを抱え込んでしまいやすい状態にあります。
≪ストレスの原因TOP5≫
1:職場での人間関係
2:仕事での責任の重さ
3:仕事量の多さ
4:(責任の重さ・仕事量の多さに対して)給料が少ない
5:ワークライフバランスが取れない
中でも、特徴的なのは
・女性の職場の中で男性看護師が孤立を感じること。
・同じ思いを共有する相手が少なく、ストレスを抱え込んでしまいやすいこと。
・キャリアや給料への不安を感じること
≪ストレスへの対処行動≫
・慣れによって環境に適応する
・専門職としての役割意識をもつ
・チームとして対処する などが挙げられます。
(2013年 京都大学:一般病棟に勤める男性看護師が職場で感じる困難とその対処
参照)
ただ、私個人としてはこの対処方法はすべての人には当てはまらないのではないか・・
と感じます。なぜなら、看護師の中でも本当にその職場や人間関係に適応できるかはその人次第だからです。
医療の資格を活かそうと思えば、医療関係の業種は他の業種と比べて求人件数がたくさんあり転職も可能です。この転職活動さえ成功すれば、環境も変わり心の病や不調を乗り越えられる可能性もあります。
ただし、前回【看護師とお金のリアル】で挙げたように、選択肢が多いからといって安易な転職活動は禁物です。意外なところで現職場と次期職場が繋がっている場合もあります。
私の職場では、転職先に直接電話をかけ内定取り消しをするよう働きかけたという噂すらあります・・・実際のところは、労働基準法にそういった転職の妨害行為は禁止されているはずなので、真偽はあやしいですが・・・
ただ、専門分野や業務内容をガラリと変えて、せっかく今の職場環境を断ち切って転職したと思いきや、次の職場でも同じだったという失敗談は少なくないようです。
・転職活動を通して「どんな職場環境が自分にとって適しているか」をしっかりと検討すること
・医療従事者として心の病の再発を予防していくこと
その2点は重要なことであるといえます。
【転職時の相談相手】
≪キャリアカウンセラー≫
実際、転職をしようとなると正直不安なことが多いと思います。同じ職場のメンバーには相談しにくかったり、日々の勤務の合間をぬって時間がない中で情報収集や転職活動を行うことは、正直かなり負担です。
ですが何度も言うように、自分にとって職場環境や業務内容が適切かどうかの情報を集めることが極めて重要です。
こんな時に頼りになるのが、医療従事者の転職活動を支援するキャリアカウンセラーです。このサービスは医療従事者の転職活動を専門に支援するもので、普通は見えにくい事情や医療機関同士の関係性についても精通しています。
カウンセラーが直接会って、転職活動ついて相談を行う場合もあれば、相談にメールや電話のみで応じてくれるサービスなど様々な形で進められています。
目標としていること、やりたい仕事、今後どうありたいかなど、幅広く相談にのってくれる、とても頼りになる存在です。
基本的に無料で相談に乗ってくれるので、私は毎年活用しつつほかの職場についての情報を収集しています!
私は臆病なので1本の情報源では情報の偏りがあり信ぴょう性にかけると考えています。そのため利用時は常に3社ほど登録しておきます。
各社によって持っている情報のばらつきはあるので、複数登録しておくことをおすすめします。
≪退職コンシェルジュ≫
看護師の職場は、人材不足の影響もあり退職交渉に難航する場合が多いです。
労働基準法では、退職希望日の2週間前に会社に申し出れば退職することは可能なはずなのですが、退職希望を簡単には認めてもらえないことは多々あります。
職場の上司との直接交渉・・・
度重なる上司からの叱責や看護部長からの突然の呼び出し・・・
様々な手順を経て、入職日ぎりぎりになってようやく退職を認めてもらう
なんてこともざらにあります。
悪質な職場では、転職先への入職日が決まっても退職ができず内定取り消しになった事例もあります。
こんな事態を防いでくれるのが、退職コンシェルジュです。
【まとめ】
たとえ職場が変わっても、専門職同士で交流する場が引き続きあることが多いです。そのため、医療機関から医療機関へ転職する場合はできるだけ波風立てずに退職をしたいところですね。
退職や転職について今いる職場内ではなかなか相談しにくい場合なら、キャリアカウンセラーに気軽に相談してみましょう。本当に親身になって聞いてくれます。退職理由についても、本音と建て前と両方のアドバイスを受けることもできます。
病院やその他の医療機関はもちろん、他の業界のことや常勤・非常勤、期間限定などの勤務形態別に情報を得ることもできます。
キャリアアップをあたらしい環境で目指すのであれば、このようなサービスを是非活用しましょう!
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