看護師のための総合情報ブログ【ごんちゃんのへや】

楽をするなら賢くあれ〜成長し続ける看護師を目指して〜

看護師のための総合情報ブログ【ごんちゃんのへや】へようこそ!

こんにちは!
看護師のための総合情報ブログ
【ごんちゃんのへや】へようこそ!

今回は

【先輩に報告する時のポイント】

 

普段の業務内で、先輩への報告・連絡・相談の際、どのように伝えますか?
今回は、先輩へ報告する際のコミュニケーション方法をまとめていきます!

 

【相手の状況を確認する】

話しかける、相談する、ということはつまり”先輩の時間をもらう”ということです。

特に先輩が担当患者さんを受け持っている場合、その認識を持って接しているか否かで対応の仕方や相談した先輩看護師の反応が変わってきます。

 

逆の立場でも、同じことが言えませんか?

例えば、あなたが患者さんのケアを行っている際に途中で先輩看護師から「ちょっと今良い?」と声をかけられたら、どう思うでしょう。

 

・・・正直、不快ですよね。それは先輩看護師からしても同じことが言えるのです。

先輩の立場からすると、あなたからの相談を受けないといけない・・・でも今は他の業務にあたってるから聞けない。というジレンマが生まれることで心理的なストレスが生じます。

 

そのため、急ぎでない相談の場合は、先輩看護師の状況や優先順位を考慮し
「○○について報告したいので、手があいたら〇分ほどお時間いいですか」

「時間があるときで良いので、○○について相談に乗っていただきたいです。」

と前置きをしながら先輩看護師の都合を確認するようにしましょう。

 

【事実をシンプルに伝える】

報告・連絡・相談をする時は、要点を絞ってシンプルにまとめておくことが重要です。

 

看護師の職場では、簡潔に物事を伝えるためによく「SBAR」の法則を活用します。

  • S(Situation):状況や状態
  • B(Background):背景や経過
  • A(Assessment):評価
  • R(Recommendation):依頼や要請

 

例えば、
「〇〇室のSさんという患者さんが胸痛を訴えています(S)
狭心症疑いで、明日カテーテル予定の患者さんです(B)
バイタルと12誘導をとってⅡ、Ⅲ、aVfとV5~6のSTが明らかに上がっています(A)
ニトロ舌下錠の内服対応で大丈夫ですか(R)」
このようにSBARに沿って報告を行うことで、端的で分かりやすい内容になります。

 

 

この例のように、先輩看護師とのコミュニケーション以外にも、医師や薬剤師、理学療法士など、多職種とのコミュニケーションでも活用できるテクニックの一つなので、身に着けるようにしておきましょう!

 

この話し方ができるだけで”この子はできる子”という印象を相手に与えることさえでき、あなたが働きやすい環境を自分で作って行くことにもつながります。

 

【忙しそうな先輩にどうしても相談をしたいとき】

先輩が忙しそうにしていると、相談しようにも相談しにくい・・・という状況はよくあると思います。そんな時、どのように相談するか正直困りますよね。あとから「なんで相談してくれなかったの」と責められると、新人看護師からしてもたまったものではありません。

 

≪早めに声をかけ、報告する予定を予約する≫

できる先輩程、事前にスケジュールを決めて計画的に行動している場合が多いです。

計画性のある先輩の中には、イレギュラーなことや計画にない事態が起こることを極端に怖がる人さえ居ます。

 

だからこそ、出来るだけ早めに声をかけ、事前に報告や相談をする時間を予約してしまいましょう!

例)

新「バイタル取り終わったら一旦報告に戻るので〇時~〇時頃とかって予定空いてますか?」

先「ごめん、その時間は私たぶん戻ってきてない」

新「では、先輩が戻るまでの間に午前投与予定の点滴をミキシングしようかと思うのですが、ついでに、練習のために先輩の患者さんの分も作っといて良いですか?」

先「わかった。じゃあお願いするわ」

新「了解しました。ではまた先輩が戻ってきた際に報告しますね」

 

こんな感じのやり取りができれば、十分だと思います。

可能であれば、朝の時点で報告の時間を含めて1日のスケジュールを立ててしまって先輩と打ち合わせをしておくとお互いの時間調整がしやすいですね。

≪”あなたに合わせる”ことを伝える≫

報告や相談をする際に、一方的に自分の都合を押し付けることは避けておいた方が無難です。「○○先輩の時間に合わせますので」という一言を加えて先輩看護師のスケジュールを確認するようにすると、一段、先輩からの評価が上がります。

 

相手に何かを求めるのであれば、先にこちらから何かを与えましょう。

人から好意や気遣いを与えられると、人間は心理的に同等のものを返したくなります。これを”返報性の原理”といい、良好な人間関係を構築するために有用な手段と言われています。

 

忙しい相手に何かをお願いする時にはこのような”気遣い”をすることがとても重要であり、今後の人間関係にも大きく影響する要因になります。

 

【まとめ】

看護師の職場で、先輩看護師に報告する際は

  • 要点を端的にまとめる
  • 事前に時間のすり合わせをする
  • 依頼をする際は相手への敬意と気遣いを忘れずに

この3つのポイントを守ることが重要です!

 

~P.S~
オンラインプリセプター承ります。
2020年6月限定‼
【初月無料体験キャンペーン実施中です!】
詳細はInstagramまたはTwitterアカウントのDMまで!

看護師/看護学生のLINEグループを作成しています!
参加希望者は上記と同様、DMまでご連絡ください!

転職を視野に入れている方は、こちらもご参照ください!

gonchanroom2nd.hateblo.jp