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今回は

【先輩看護師に多い性格パターンとタイプ別の取り扱い説明第②段!】

 

【真面目な先輩】

 

≪特徴≫

  • 人の見てない所でも手を抜かない
  • ストレスを溜めこみがち
  • 固定観念にとらわれてしまう
  • 人に対しても「真面目さ」を求める
  • 交際している恋人に一途で、二股交際はけっしてしない

 

このタイプの先輩は、自分に対してストイックであり後輩にもそうであってほしいという思いが強く出てくることが多いです。

また、上司がその場に居なくても確実にルールや決まり事を守ります。ただし、他のメンバーにもルール違反を認めない部分があり、融通が利かない特性があります。

いわゆる”頭が固い人”と言われるのがこのタイプ。

 

上司からの信頼が厚く、上司に気に入られやすいタイプの先輩です。なので、敵に回すような言動は避けたいところですね。主任や副看護師長の階級であれば、師長さん的には頼もしい存在ですね。

 

やっかいなのは中途半端な年代で誤った看護技術や知識に自信を持っている場合です。中途半端に知識や技術があり、それに誇りや自信を持っている分、新人看護師さんや気弱なタイプの看護師は口答えすると言い負かされたりすることが多いです。

 

ただし、このような特性を自分なりには理解している人も多く、内面ではストレスをため込みすぎてバランスを保つのがやっと、という状態になっている場合が多いです。

 

≪取り扱い説明≫

このタイプの先輩の前では、その先輩のもつルールから逸脱することは避けた方がよいです。

 

その先輩の言い分が間違っていると思った場合、前記事に紹介した表面上フランクにふるまっている先輩①の場合に相談することをおススメします。そうすることにより、上手い具合にその先輩の認識を正してくれたり、適切なアドバイスをくれたりします。

 

たまには、その人の話を聞いてあげましょう。心の中には何かもやもやしたものをため込んでいる場合も多く、その発散の方法が分からずに困っていることも多いです。折を見て食事に行く、などの対応をしてあげると株が上がり、あなたの後ろ盾になってくれることもあります。

 

【おせっかいな先輩】

 

≪特徴≫

 

  • 他人に同調しやすい性格
  • 寂しがり屋
  • 社交性が高い
  • 自己中心的な考え方
  • 口が軽い人が多い

看護師の現場では、実はけっこう多いこのタイプ。”看護”という職業の特性であったりもします。

 

同業者に対してだけでなく、患者さんにも同様な反応をすることがあります。

そこまでする必要ある・・・?

そこまでやったら、退院後のその人の生活はどうなの?

と思うことも多いかもしれません。

 

そして、自分や後輩の業務を止めてまで熱心に指導をしてくれることもあります。それを遮ることで、裏でグチグチ・・・ということも少なくありません。しかもそれを無意識的に、自覚なく行っている場合が多いのもこのパターンの性格の先輩です。

 

 

≪取り扱い説明≫

基本的にこのタイプの看護師は、自分の発言に自信があるように振るまいます。そして、あなたのために言っている、等という言葉を口にすることが多いです。ただし実際には、人に尽くしている自分に満足している場合が多いのも特徴です。いわゆる”自分中心思考”の持ち主です。

 

そのため、まずは「ありがとうございます」と言ってあげましょう。「すみません」よりも感謝の言葉の方が、気分がよくなり次もまた何か教えてくれます。

教えてもらった知識や技術の中で参考になるものは、上手く取り入れていけば格段に成長が早くなります。

 

このような先輩にマウントを取られた場合、その場ではとりあえず聞き入れているフリをしましょう。それだけで満足したりします。ただし、中には後々になって「この前○○を調べてって言ったよね」と言ってくる場合があるので、そこは答えられるようにしておきましょう。

 

*秘密にしたいことは、絶対にこのタイプの人に言わないこと!

翌日には職場全員に知れ渡っている・・・なんてこともあります。

 

【つかみどころのない不思議な先輩】

 

≪特徴≫

 

  • 感情表現が乏しい
  • 不思議ちゃん
  • 趣味が変わっている
  • 本来の自分を隠している
  • 自由な人
  • ミステリアスな雰囲気を醸し出す
  • 意思表示をしない

 

各病棟に少なくとも1人はいるこのタイプ。寡黙な人と同レベルで絡みづらいと感じられやすいのが特徴です。

 

このタイプの先輩は、独自の世界観をもっていて独自の思考も持っていることが多いです。その世界観をひとたび話し始めると、すごくおもしろい視点やアイデアをもっていたりします。

 

ちゃんとそれを見抜いている上司は、カンファレンス等でその人の意見を引き出そうとあの手この手をつかったりします。ただし、このパターンの性格の看護師は自分の意見や世界観に自信をもっていないことが多いです。

 

 

≪取り扱い説明≫

一度気を許した相手には、とことん味方するのがこのタイプ。

”自分を理解しようとしてくれる”という安心感を感じると、この人は自分の味方だから大事にしたい、という思いが表立ってきます。

 

そのため、何か有益な考えやアイデアを口にしたときその言葉に反応を返してあげましょう。それだけで自分はこの人に認めてれもらえた、という気持ちが生まれます。

 

往々にして不器用な人が多いため、自分から何か発言をしたり人に話しかけたり、ということが難しかったりするので、こちらから声をかける(できれば「○○はどうしたらいいですか?」というオープンクエスチョンで)ことであなたに対しては発言をする回数を増やしてあげましょう。

このタイプの先輩にとって、話すことは内容よりも回数の方が重要だったりします。

 

【まとめ】

今回は、病棟に必ずいる先輩シリーズでまとめました!

あなたの職場で当てはまる先輩が多いのではないでしょうか。

 

看護師は、基本的に自尊心(=プライド)が高い人が多い職種でもあります。

そこを傷つけず、上手く尊重することが大事なコミュニケーションのスキルであったりします。