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今回は、

新人看護師がプリセプターを最大限活用するために

 

近年、 新人看護師の教育を行っている病院の多くは、新人看護師に1対1ないし1対3のプリセプターをつけています。全国的に見ても約54%の医療機関で導入されており、中でも病床数300床を超える中規模以上の病院では約88%の病院でプリセプター制度を導入しています。

 

しかし、最近になってその数も少しずつ減少してきているようです。というのも、プリセプターもプリセプティーの両方が早期に離職してしまうことが多く、その両方にかかる精神的な負担が問題視されつつあるためです。

 

でもプリセプターが居なくなった場合、それに代わるものを用意されているか否かはその職場によって異なるようです。ですがこんな問題を解決するために、本当に私たちに何かできることはないでしょうか。

ここでは、この問いに対する私なりの考えをまとめていきたいと思います。

 

【プリセプター制度の利点】

 ≪1対1の一貫した指導ができる≫

 

服須の先輩看護師にバラバラに指導を受けると、一人ひとり細かい部分で方法や手順が異なり、どの先輩看護師のいうことを信じればいいのかが分からなくなりますよね。

 

その点、マンツーマンでは一人の先輩看護師に「この先輩看護師は○○だった。」「あの先輩看護師は△△だった」どっちがただしいですか?

といつでも聞くことができ、矛盾に感じたことをすぐに解決できるだけでなく、さらにその先輩看護師を通して他の先輩看護師との間を取り持つこともできます。

 

また失敗やミスをプリセプターに報告することで、ミスの傾向を客観的な評価を受けることができ、迅速にミスへ対応することができるメリットもあります。

 

≪職場への適応のサポート≫

新人看護師は、初めての職場環境に戸惑ってしまうことが多いです。私も就職時や転職後当初はそうでした。しかしプリセプターに疑問に思ったことや感じたことを質問することで、いつの間にかその戸惑いから解放されていきます。

 

また、質問しやすい相手が一人いるだけで、職場の雰囲気に慣れる速度が全然違ってきます。

 

報連相を密に行うことができる≫

同じ勤務にプリセプターが居る時、多くの場合はプリセプターがフォローにつきます。

プリセプターとの関係性が悪くなければ、コロコロ変わる他の先輩にフォローされるよりも報連相をしやすいと感じることができるのではないでしょうか。

 

「こんなことを聞いていいのだろうか」と戸惑うこともあると思います。ですが、プリセプターというのは先輩看護師についている「役割」であり「仕事」です。だからこそ、新人看護師からの報連相にしっかりと対応することができないことはプリセプターからすればただの負い目です。そのため、ほとんどのプリセプターはちゃんと対応してくれます。

 

もしプリセプターも他の患者を受け持ちをしていたり、かなり忙しい状況に置かれている場合などの対処方法は以前の記事先輩に報告する時のポイント - 看護師のための総合情報ブログ【ごんちゃんのへや】を参照してください。

 

≪精神的負担が軽減できる≫

新人看護師は、報連相をしづらい状況に陥ると不安やストレスを抱え込みやすい状況に置かれます。しかしプリセプターは立場上でも精神的にもプリセプティーである新人看護師の心配をするものです。

 

そのため、隙を見ては新人看護師に手を差し伸べようとすることが多いです。そのため、プリセプターがその場にいるだけで少し新人看護師の不安を軽減することに繋がります。

 

またプリセプターは他の先輩看護師とのパイプ役になってくれることもあります。新人看護師がなにかミスをしたとき、他の先輩看護師から「あの子はこんなミスをしてた」という噂が広まっていってしまうこともあります。そこでできた悪い印象を上手くフォローすることもプリセプターが担う役割です。

 

そうしたすべての面で、プリセプターがいることで新人看護師の精神的な負担を軽減することができます。

 

≪誰かに期待をされる、というモチベーション≫

プリセプターが新人看護師を叱ることには、多くの場合新人看護師の成長への期待が込められています。何も新人看護師のあら捜しをしているつもりがないことが多く、無意識に口調が強くなってしまうこともあります。

 

普通の感覚をもった人であれば、叱ったり強い口調でものを言うことは意外と体力を必要とし、けっこう疲れます。また強い口調でものを言うことで、他の先輩看護師や患者さんからそのプリセプター看護師の評価を下げることに繋がります。それに気づいている人間であれば、まずそのような対応を第一優先にしませんよね。

 

つまり、そういうことです。その無駄な体力を使ってまであなたに対してきちんと愛情をもって指導を行いたい、もしくは単純に性格が悪い。そのどちらかの理由があります。

 

例えば後者の単純に性格の悪い先輩がプリセプターであるのなら、以前の記事

先輩看護師にちゃんと教えてもらえない・・・そんな時の対応方法 - 看護師のための総合情報ブログ【ごんちゃんのへや】

新人看護師さん必見!?プリセプターとそりが合わない時の対処方法! - 看護師のための総合情報ブログ【ごんちゃんのへや】を参照して対応していきましょう。

 

【まとめ】

いかがでしたか?

今回は、新人看護師がプリセプターを最大限に活用する方法についてまとめました。

 

プリセプターは、新人看護師に頼られてこそ自分のモチベーションも維持することができます。新人看護師に頼りにされるから、その新人看護師を守るために動き、新人看護師のよき理解者であり一番の味方であろうとします。

 

しかし、新人看護師は時にそんなプリセプターに対して遠慮したり無駄に高い壁を作ったりしてプリセプターを寄せ付けない雰囲気を醸し出したりします。それによって不要な心の距離感を作ってしまい、お互いにその微妙な関係性に悩んでしまったりするのです。

 

逆に言えば、世間的に言う普通の感覚を持った人間がプリセプターとして新人看護師の担当についた場合、お互いに意図的に精神的な距離を取ろうとしない限り、あるいは他の先輩看護師がプリセプターに新人看護師の教育をむやみに押し付けない限り、バランスの取れた新人教育方法のはずなのです。

 

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