こんにちは!
看護師のための総合情報ブログ
【ごんちゃんのへや】へようこそ!
今回は、
【怖い先輩看護師と被った夜勤の乗り切り方!】
【新人看護師が夜勤中に不安に感じること】
新人看護師が夜勤について不安に思っていることは多数あると思います。私が後輩看護師から聞いている中では特に
- 一人でたくさんの患者を看ないといけない
- 急変対応が不安
- 途中で寝落ちしないか心配
- 日勤でも独り立ちしていないことが多くて不安
- 苦手な先輩看護師と一緒の夜勤が辛い
などの不安や悩みをよく耳にします。
このような様々な不安は、一つずつつぶしていくしかありません。ここからは、これらの悩みに対する不安を一つ一つ解消していきます。
寝落ちしないか不安・・・
業務に集中するか、他の看護師とたまに話しながら少しずつ気を紛らわせる。相手が苦手意識を持っている先輩看護師であれば、なおさら効果大です。
苦手意識をもっている先輩に話しかけることは、少なからず緊張しますよね。その気持ち、おそらく相手も同じことを感じています。そうやって同様の感情をもつ相手と同じ時間を重ねることで心理学的に親近感を抱くことがあります。それにより、苦手に思っていた先輩看護師との人間関係を改善することができる可能性もあります。
日勤でも独り立ちできていないことが多くて不安・・・
日勤業務を独り立ちしていないことが多ければ、夜勤でもフォローの先輩看護師がつくことが多いはずです。日勤のバタバタしている時間帯に無理に業務時間を割いて様々な経験をするよりもむしろ、少し時間の作りやすい夜勤に慣れていた方が経験できる業務も多いはずです。
問題になってくるのは
・一人でたくさんの患者を看ないといけない
・急変対応が不安
の経験がものを言う二つの不安です。
こうした不安を解決していくためには先輩看護師の不安を軽減するためには、やはり先輩看護師の力が必要です。先輩看護師を味方につける方法は以前の記事「先輩看護師に認められる新人看護師になるには - 看護師のための総合情報ブログ【ごんちゃんのへや】」で紹介していますので、ぜひご参照ください。
また、ここ看護師の必需品一覧(。•ᴗ•。)!|ROOM - 欲しい! に出会える。で紹介しているポケットブックやCCU看護ケアマニュアル等で急変時の対応等についても事前学習をしておくことで、その不安を少し軽減することができます。また事前に学習しておけば、いざ目の前で急変が起こった時に何かできることがみえるようになるはずです。
【しっかりとスケジュールを立てる】
夜勤中のスケジュールは勤務時間が長く、受け持ちをする患者数が多い分、綿密に立てるようにしましょう。これが夜勤業務を独り立ちするための1つのコツです。
- バイタルサインをみはじめるタイミング
- 抗生剤や輸液の更新のタイミング
- 内服薬の準備や与薬時間
これらについては特に、しっかりとスケジューリングしておきましょう。特に点滴投与や内服間違えのインシデントはこの時期の新人看護師が起こしてしまう数が多く、また患者さんに与える影響度も大きいものが多いです。
また、夜勤中はたてたスケジュールよりも少し前倒しくらいで動くようにしましょう。定時ギリギリまで仕事をしていては、記録を書く時間は全て超過勤務になってしまいます。夜勤明けの超過勤務、それが終わってからの先輩看護師からの指導・・・となると正直精神的にキツいですよね。
【報・連・相は勇気をもって】
新人看護師は特に「報連相」を徹底しましょう。これは先ほど説明した、先輩看護師を味方につけることと繋がります。受け持ち患者の数が多く、看護師の人数が少ない分、普段より報連相を徹底することで少数精鋭のグループとして行動をすることができ、より効率的な業務運営をおこなうことにつながります。
そうした心理的な”グループ化”に伴い、”自分は一人ではない”という感覚を持つことができます。それにより新人看護師の不安を軽減することにつながります。これは、新人看護師が抱きやすい急変対応への不安についても軽減することができます。
この患者さん、なんかちょっと変な感じがする・・・
など業務中に感じたちょっとした不安も、先輩看護師にガンガン相談しましょう!
ちょっとしたことでも相談してくれる新人看護師というのは先輩看護師の立場からすると、とても可愛い存在です。それによって、先輩看護師は新人看護師のことを気にかけるようになります。
逆に考えると、1人で黙々と仕事をしていて何に困っているか分からないよりも、しつこいほど積極的に相談された方が安心しますよね。自分にとって気がかりな新人看護師の行動や心理をわからないという不安は、先輩看護師の精神面を大きく削り、不安をより増幅していくことになります。
それがもし先輩の休憩時間中であったとしても、患者さんの急変や状態の変化があった時には必ずたたき起こしてでも報告しましょう!
とにかく夜勤中は報連相を徹底すること。それが夜勤を独り立ちするための最重要事項です。
【病棟全体を把握する】
自分の受け持ちだけでなく、視野を広げて病棟にいる患者全員と関わる可能性があるのが夜勤です。視野を広く持ち、できるだけ病棟の全患者を把握するようにしましょう。新人看護師は自分受け持るちだけで精いっぱいになることも多く、そんなの無理・・・と思う方も多いと思います。
でも、全体のことを把握するための格好の時間があるではありませんか。そう、勤務開始時に行われる全体での情報共有です。その時間でしっかりと病棟全体を把握することが重要です!
効率的なメモの取り方は以前の記事効果的なメモの取り方! - 看護師のための総合情報ブログ【ごんちゃんのへや】で紹介していますので、ぜひご参照ください。
ナースコール対応や、患者さんの急変時に先輩看護師が入り込んでいる際に、先輩看護師の受け持ち患者さんの対応もしなければなりません。そのため、しっかりと病棟全体を把握しておく必要があります。
【振り返りを次に活かす】
夜勤後に振り返りをしているでしょうか。もちろん、一人で振り返りをすることも可能ですができるなら先輩看護師に一緒に振り返りをしてもらいましょう。
他者からの客観的な視点を合わせて振り返りを行うことで、自分では気づけなかったことにも気づくことができ、より深く振り返りを行うことができます。
そして、その振り返りで気づいた改善点は次に活かしていきましょう。そうした少しずつの積み重ねが、夜勤に対する不安を少しずつ解消していきます。さらに、そうすることで自信をもって夜勤に入っていくことができます。
【まとめ】
いかがでしたか?
今回は、新人看護師が夜勤中に不安に感じることとそれを軽減する方法についてまとめました。
今回の記事の中で紹介した4つのポイントをしっかりとクリアしていきましょう。それにより、少しずつ不安は軽減されていき夜勤に入ること自体への不安は薄くなっていくはずです。
もしあなたが報連相を徹底して先輩看護師に煙たがられたり、振り返りをしてもらえない、夜勤に対する不安が強いのにも関わらずフォローの先輩を付けてくれないような職場で働いているのであれば、転職も考慮に入れましょう。
そのような状態で夜勤に入っていては、大きなミスや事故を起こし兼ねません。医療ミスや医療事故で看護師免許をはく奪される可能性さえあります。そんな結末を迎えるくらいなら、いっそのことしっかりとした新人教育を受けることができる職場へ転職をしましょう。
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