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看護師のための総合情報ブログ
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今回は、
【看護師を辞めるべきかそうでないかの違い】
看護師として勤務をしていると、同僚や先輩も関係なく「看護師を辞めたい」と言っている人が多いのではないでしょうか。新人看護師も、同様です。毎年約1割の新人看護師が1年経たないうちに退職を選択しています。今年は特に、新型コロナの影響で医療業界全体がピリピリとしており退職を検討する人も多いのではないでしょうか。
そこで、今回は看護師を辞めるべき人とそうでない人の特徴をまとめていきます!
【看護師を辞めるべき人の特徴】
≪ストレスにより何らかの健康被害がでている≫
今の仕事でのストレスがあまりにも大きく、不眠やうつ状態、適応障害、食欲の低下など慢性的な体調不良が起こっている場合、すぐにでも退職をしましょう。多少のストレスに耐えることは社会人として必要なことですが、そうした身体症状が出てくると話は違います。
今以上にストレスを蓄積することで、さらに多様な症状の出現や症状の増強が起こることがあります。そうなってくると、もし次の職場で働こうと思っても体がついていかない・・・なんてことに繋がりかねません。
できるだけ速やかに、配置転換の申し出や転職あるいは休職により一旦今の職場から身を引くことをおすすめします。
≪病院がブラック≫
どういうわけか看護師は、これまでの古い風習に捕らわれやすい。
それもあってか、
- 残業しても残業代が出ない
- 夜勤手当や休日手当てがつかない
- 1週間の勤務時間上限を超えている
など、これまで先輩看護師が受けてきた”指導”を新人看護師にそのまま行っていることも多いです。
また、
- 新人看護師は残業がつけられない
- 1日の残業時間の上限は〇時間だから、それ以上の残業は付けられない
- 上司への相談がないと残業代がつかない
など、普通に考えれば労働基準法に違反していることを知ってか知らずか、当たり前のように新人看護師に対して言っている先輩看護師さえいます。
残業の事実があるのにかかわらず、残業代が支払われないことは明らかに違法です。
それは、覚えておいてくださいね。
もし今の職場で長時間のサービス残業があるのなら、転職を視野に入れることをおススメします。
≪何年続けても看護師を向いていないと感じている≫
看護師として、看護業務を行うこと自体が辛い・・・何年たってもストレスに感じている。というように、看護業務自体に強いストレスを感じている場合、看護師を辞めるべきです。
≪体力が続かない≫
看護師という仕事上、多くの場合シフト制の勤務であり、生活リズムが乱れた状態を続けることになります。特に3交代の病院であると、2交代と比較しても出勤時間や退勤時間がバラバラであり、身体への負担が大きい場合が多いです。
看護師の業務自体での疲労が蓄積し、休息を十分に取れないことで疲労の回復もままならないままに毎日を過ごしているようであれば、心身ともに衰退していくことは明白です。そうなってくると、もはや取り返しのつかないことになってしまいます。
そうした不規則な生活リズムで心身ともにしんどいと感じているのであれば、日勤のみの仕事にシフトする、日勤常勤で転職をする等の対策を速やかに行いましょう。
≪職場でパワハラやいじめを受けている≫
- 上司が業務上の指導を超えるような暴言を吐く
- 同僚や後輩の前で侮辱される
- 人間関係からの隔離(無視、仲間外れなど)
などのパワハラやいじめを受けている場合、今の職場は早めにやめましょう。
一度出来上がった人間関係を作り直すことは困難なうえに、いじめを受けている中であなた自身の力で現状を変えることは身体的にも精神的にもとても大きな負担がかかります。
ただ、あなた自身に何か明らかな原因がない限り、次の職場で新しい人間関係を構築すれば状況は現状と違ってくる可能性があります。そのため、まずは病院内での異動や他の病院への転職をすることを提案します。
【看護師を辞めるべきでない人の特徴】
≪経験が浅い≫
あなたがまだ1年目、2年目であれば、まだ看護師を辞める決断をすることは早い可能性が高いです。看護師の仕事に限らず、他の仕事でも新人のうちに覚えることが多くて身体的にも精神的にも負担が大きい状態になります。そのうえ、先輩や上司の目は総じて厳しいですよね。
特に看護の現場では患者さんの安全が最優先のため小さなミスでも叱責を受けることも多いです。しかしここで諦めることを覚えてしまうと、次の仕事も継続することが困難である場合が多いです。
仕事上でのストレスを感じている中で、先に紹介した身体症状が出てこないうちはすぐにやめるのではなく、上司や先輩に甘えてみたり、配置転換を希望してみたり、といった方法で対処していきましょう。
≪自分のミスが医療事故につながるのが怖い≫
看護師の仕事は、患者さんの命に関わる、責任の大きな仕事です。
そのため独特の緊張感をもって仕事にあたっている看護師が多く、自分の小さなミス一つが重大な医療事故につながるかもしれない、という不安を抱えながら職務にあたっています。
むしろ「自分はミスをしない」などと思い込んでいる方が問題です。
良くも悪くも真面目な人が多い看護師の業界で、そのプレッシャーに耐えかねて看護師を辞めてしまう人も私の職場でも過去にいました。
ですが大半の場合、新人看護師が起こした小さなミスは先輩看護師がカバーすることで医療事故を未然に防ぐことができます。それを新人看護師を責めるような対応をする先輩看護師もおり、そうした先輩ー後輩の関係性を壊してしまう人間がいることでさらに新人看護師の抱えるストレスを増大し、新人看護師が小さなミスを過剰に怖がってしまうのです。
そこを上手に先輩看護師がカバーをすることで、新人看護師も安心して職務に取り組むことができるのではないでしょうか。
それゆえ、医療事故への恐怖心からのストレスで健康被害が出ていないうちは、看護師を辞める必要性はありません。
【まとめ】
いかがでしたか?
今回は、看護師を辞めるべきかそうでないかの違いについてまとめてきました。
あなたが看護師を辞めたいと感じる理由は、ここにありましたか?
看護師として勤務していると「看護師を辞めたい」と思うことは少なくとも1度はあるはずです。ですが、「看護」を好きな人がそこで看護師を辞めてしまうことは看護業界にとっての大きな損失であると考えます。
そうした「心のある看護師」達が看護の職場から離れていくことが少しでも減れば・・・と心より考えています。
~P.S~
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