こんにちは!
看護師のための総合情報ブログ
【ごんちゃんのへや】へようこそ!
今回は、
【他人と自分を比べてしまう・・・負のループから抜け出す方法3つ】
あの同期は、何でもすぐ吸収出来てうらやましい・・・
他の人と比べて、自分は技術の飲み込みが遅い・・・
他の人は5人受け持ちしてるのに、私はまだ3人・・・
など、新人看護師の多くは少なくとも一度は経験するこの感情。
私も新人看護師時代は本当に苦労しました。過去の記事に載せているように、私は新人教育担当者と新人教育担当副師長からいじめを受けていた経験もあり、他の同期と自分を比較し、先輩看護師にも比較され続けてきました。
本当に辛かった・・・。
今回は、そんな他の人と自分を比較して落ち込んでしまっている人へ、そんな時代を乗り越えてきたからわかる、負の感情のループから抜け出す方法をまとめていきます!
【今ある基準を気にしない】
要するに、人は人、自分は自分、という感覚を大事にすること。
何歳くらいで結婚した方がいい、子どもは何歳までに生んでおいたほうがいいなど
誰が決めたかもよく分からない基準、身の回りにたくさんあると思います。
でも、そうでなければ幸せになれないのか・・・?そうではないはずですよね。
別に40代で結婚しようが、10代で結婚しようが、幸せかどうかなんていうのは、当の本人たちにしかわからない。
新人看護師に当てはめても同じなのです。
この時期にはこの病棟でよく使う看護技術を自立していて当たり前、
この時期には患者さんを何人受け持ってた・・・など
それって、誰がどのように決めたのでしょう。
あなたの一部分しか知らないはずの先輩看護師が、その人の主観やこれまでの経験則で決めつけていたりしませんか?
それが、あなたに合った計画になっているのか考えることもせず。
患者さんの看護計画は、個別性がどうとか言っているわりに殊の外、新人看護師の教育計画など対職員については個別性を踏まえた関りができない・・・なんて先輩看護師も数多くいます。(声を大にして言うと、批判を受けるかもしれませんが。)
残念ながら、新人教育担当看護師や教育担当副師長でも”新人教育”について専門的に学んでいるわけでもない上に、新人教育専従をしているわけでもないはずです。であれば、どのようにして新人教育計画を立てているか。
もうわかりますよね。自分の経験と、主観を集約したものでしかないのです。
看護計画はある程度内容が確立されていて、全国的にも似たような看護計画を立案しそこに患者さんの個別性を追加、それに応じて徐々に変更をしていく。ですが新人教育計画は、各施設や各部署の状況に応じて全く別物なのです。そのため、画一された新人教育の実践は困難な状況にあるのです。
それらを踏まえたうえで、考えてみてください。
そうやって固定された概念だけで、あなたの現状のすべては把握できますか?
技術が追い付いていなくても、持っている基礎知識が他の人より大きいかもしれない。
誰よりも思いやりを持った看護実践を行うことができているのかもしれない。
そういったことって、新人教育計画には一切反映されていないのです。
だから、先輩看護師は自分の価値観と経験則をあなたに押し付けようとします。
あなた自身も、それが普通なんだと思い込んでいきます。
そうやって、他の人と比べて自分なんて・・・という負のループが始まっていくのです。
新人看護師の進捗状況に関する基準なんて言うものは、そんな程度の代物です。
基準はあくまで基準でしかないのです。あなたはあなたのペースで良い。まして他の人と自分を比較することはありません。
そうした新人看護師の個別性合わせて教育を行うことが、本当の意味での新人教育です。それを新人教育に関わる先輩看護師は理解しないといけない。
(とごんちゃんは内心本気で怒っています)
【自分のできることを考える】
これは、以前の記事
でも紹介した「スモールステップでの目標達成」のことです。
短期間でクリアできる目標を立て、それを一つずつクリアしていく。そうやって成功した体験を積み重ねていくことで、自信をつけていくことができます。
一人でそれを考えるのが難しければ、私でも、誰でもいいので誰か相談しやすい先輩看護師に相談してみましょう。できれば、プリセプターが望ましいですが・・・
大丈夫。あなたにも、あなたにしか成しえない何かがあるから辛い学生時代を乗り越えて私たちと同じ舞台に来ているのです。そんなあなたに、能力がないはずがない。
あなたにしかないその個性や能力を、決して無駄にしてはいけません。
【自分の良いところを見つける】
周りの先輩看護師などに自己肯定感を下げるような関りをされ続ける影響もあり、新人看護師は特に、自分の短所を見つけることは得意、だけど長所を見つけることは苦手・・・なんて事態に陥りがちです。
そこであなたの長所を一つ、簡単に見つける魔法の言葉を教えましょう。
「あなたの感じている短所を裏返せば、そこに長所はある」
例えば、
「コミュニケーションが苦手」→思いやりがある
「不器用」→長期的にやれば、誰にも負けない実力が付く
「優しくない」→意志の決定力がある など
長所と短所は実は、裏表の関係にあるのです。
また、自分の近しい人(両親や兄弟、恋人や友人など)に「私の長所はどんなところだと思う?」と聞いてみるのも良いです。
私は就活中、そうして自分の長所を探していました。
自分で感じでいる以上に客観的な視点で私たちを見てくれている他者の方が、実はよく見えていたりするものなのです。
そうやって見つけた自分の長所は、ぜひ看護実践に活かしてください!
あなたの長所に救われる患者さんも少なからずいるはずですよ。
【まとめ】
いかがでしたか?
今回は、他人と自分を比べてしまう・・・負のループから抜け出す方法3つを紹介してきました。実践できそうなところからでも、少しずつ実践してあなたらしい看護師になってください。少なからず、あなただから救われる患者さんは居ます。
今回のポイントのおさらい
- 今ある基準なんて気にしないこと
- スモールステップの目標をクリアしていくこと
- 自分の長所を認識すること
つまり「Believe in myself」。そのための努力をしていきましょう!
~P.S~
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