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今回は看護師とストレスシリーズ第①弾

【やってみよう‼ストレスチェック!】

 

 

 

看護師として勤務していると職場での人間関係や身体的な疲労などで強いストレスを感じることが多くあります。通勤中、おなかが痛い、気持ち悪くなる、などといった症状で困っている方も多いのではないでしょうか。

今回は、今のストレス状態を客観的な尺度で評価する方法をまとめていきます!

 

【強いストレスを感じているときの身体反応】

 

≪身体症状≫

 

強いストレス状態が継続すると、最初は以下のような身体症状が起こります。

  • 頭痛
  • 腹痛
  • 下痢
  • 吐き気
  • 毎日、だるさを感じる(寝ても疲れが取れない)
  • 朝、なかなか起きれない
  • 夜、なかなか眠れない

 

このような症状が長引いて悩んでいませんか?
 
薬を飲めば、一時的に症状が緩和されることがあります。しかしそれでは、根本的な原因を解消していないので症状はおさまりません。症状が出る度に薬を飲んでやり過ごすのでは、辛くなる一方です。

毎回薬で症状を抑えているだけでは同じ症状を繰り返してしまうことが多いです。

 


≪精神症状≫


アメリカ精神医学会が発行しているDSM-Ⅴ(精神科医が患者を診察し、病気か否かの判断基準をするための診断基準)をご存知ですか?


それによると、人は2週間以上、不眠や食欲の減退をともなって精神的にネガティブな状態がつづくと「うつ病」と診断されます。私たち看護師にとって、2週間なんてあっという間ですよね。

 

あなたは、知らず知らずのうちに「隠れうつ」になっているかもしれません。いま一度、自分の精神状態を確認してください。

 

うつは心の風邪といわれるぐらい、誰でもかかる可能性がある病気です。しかし、放っておいて治るものではありません。共に過ごす家族や同僚、なにより自分のために正しいケアが必要です。


≪女性特有の症状≫


健康的な妊娠に必要なものをご存知ですか?

それは脳から分泌される生殖ホルモンです。しかし、この生殖ホルモンは、たまったストレスの処理をするためにも利用されます。

 

生殖ホルモンは脳の下垂体(かすいたい)という部分から分泌されます。下垂体は、妊娠・生殖に必要なホルモンの分泌をする器官ですが、仕事のストレスが強い人ほど、生殖ホルモンを、ストレス解消のために使い切ってしまうのです。そのため、特に女性は不妊に悩むんでしまうことがあります。

 

【実践‼ストレスチェック!】

 

自分がいま、どれくらいのストレスを抱えているのかを計測してみませんか?
こちらは厚生労働省が主催している「こころの耳」というWebサイト。

3分でできる職場のストレスセルフチェック(簡易版)|こころの耳:働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト(自殺対策を含む)

 

質の高いストレスチェックが無料で受けられます。所要時間はたったの5分。
「こころの耳:5分でできる職場のストレスセルフチェック」
質問内容も的確で、まるで優秀なカウンセラーにやさしく質問されている感覚になります。

 

学生約40万名の学生データをもとに作成されたストレスチェックです。

ストレス度診断チェックテスト(学生版)--[ストレスケア・コム]

同じサイトで、社会人版もあります。

ストレス度診断チェックテスト--[ストレスケア・コム]

80個のチェック項目から、あてはまるものにチェックを付けるだけ!

ストレス尺度と一緒に、解消方法も紹介してくれるのでぜひチェックしてみてください!

 

【まとめ】 

いかがでしたか?

 

なにかとストレスの多い新人看護師や若手の看護師。実際、今どれくらいのストレスを抱えているのかを知っておくことは重要です。

今のストレス状態をチェックしておくことで、転職を考える一つの尺度になり、精神科等の専門機関に相談を考慮する一つの尺度にもなります。

 

今回は、ストレスへの身体反応とストレスチェックについてまとめました!

ストレスへの対処方法や解決方法についても今後まとめていきますので、ぜひチェックしてください!