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看護師のための総合情報ブログ
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【先輩看護師に多い性格3パターンとタイプ別の取扱説明!!】
すべての看護師が通る道、1年目時代の悩みの種。その代表格でもある先輩との上手な付き合い方。今回は、その第一弾として、看護師の職場に多い3パターンのタイプの先輩と上手に付き合っていく方法について、心理学的な観点も踏まえて解説していきます。
【表面上、フランクなタイプの先輩との付き合い方】
≪特徴≫
- 表情豊かで、喜怒哀楽をストレートに表現する
- 社交的でおしゃべり上手
- 基本的に引きずらない
- みんなで騒ぐのが大好きな「さみしがりや」
- 場の雰囲気を大事にするムードメーカー
病棟では、自分をムードメーカーだと認識している人も多いです。
特に、病棟看護師として長く勤務しておりコミュニケーションが大事な職場であることをきちんと理解している先輩は、①後輩の病棟への融和を促すためにこのような対人パターンを意識的に作っている場合があります。
②元々の性格上、このような対人行動パターンをとる場合もあります。この場合は喜怒哀楽が明確に表立って見えるため、病棟内外での出来事にとらわれず日によって機嫌が変わる場合があります。
≪取り扱い説明≫
基本的に、協力的な態度を見せること多いのがこのタイプの特徴です。
相談事や悩み事を聞いてくれやすいのも、主にこのタイプの先輩だったりします。
①の場合
チーム間のコミュニケーションを円滑にすることで、業務が効率化されることを知っているからこそできる、先輩なりの根回し(心遣い)です。しばらくはその先輩の作る、場の雰囲気に乗って病棟内での仲間づくりを図っていくことが必要です。
*慣れてくると、じわじわ本性が出てくる場合があるので注意も必要です。
②の場合
じょう舌になって話をしているときは同調して話を聞いてあげましょう。気分よく話している間に高揚感を感じている場合が多く、その先輩に”よく話を聞いてくれる大事な後輩”という印象を持たせることが重要です。
イライラしているときは基本的に放置で良いでしょう。上手く”よく話を聞いてくれる大事な後輩”認定をされている場合、イライラした原因となる内容を話してくれることがあります。そんな時は、共感する姿勢で話を聞いてあげましょう。
【寡黙で話しかけづらいタイプの先輩との付き合い方】
≪特徴≫
- 物事に動じない強さをもっている
- 実はコミュニケーション上手
- 常に物言いには気を遣っている
- 日々に感謝し、毎日を丁寧に過ごしている
このタイプの先輩は、非常に分かりづらいのですが実は新人看護師さんと話をしたいと思っている場合も多いです。ただ、どう声を掛けたら新人さんに怖がられないか、負担にならないか、などを考えており自分から話しかけるきっかけがつかめないことが多いです。
≪取り扱い説明≫
一度きっかけをつかんでしまうと仲間になってくれやすいのは、実はこのタイプです。最初のうちは話しかけづらい期間が続くと思いますが、慣れてくると自分から話しかけてくることや定期的に、他の先輩が居ない状態の時を狙って口下手なりの気遣いをしてくれることがあります。
基本的に内気で口下手なタイプが多く、人が多い場面では発言が少ないですが、対一人になると細かな気遣いが表立って見えてくることが多いのもこのタイプの先輩の特徴です。悩みや学習の相談などもしやすかったりします。
【高圧的な態度をとってくるタイプの先輩との付き合い方】
≪特徴≫
- 他人の粗探しが好き
- ケンカになると、相手をとことん言い負かそうとする
- 心から笑った笑顔を見せない
- 常に自分が1番でないと気が済まない
このタイプの先輩は、実は基本的に劣等感の塊です。そのため、相手を伸ばすような発言・・・つまり相手を褒めることがほぼなかったりします。
ただしっかりマウントをとってくるのもこのタイプなので、注意が必要です。
≪取り扱い説明≫
基本的には触らず、近寄らずが最も効果的な対処方法といえます。ただし、マウントを取られた場合は諦めるほかありません。
口には出さず、心のうちで「そんな言い方しかできないのか。かわいそうな人。こんな大人になりたくない」等と思うと少し気が楽になります。
また基本的に上司など上の立場の人には、手のひらを返したようにゴマをするタイプの場合が多いため、最初に紹介したフランクなタイプ①の場合の先輩に相談してみるのも良いかもしれません。
看護師経験も豊富で、うまい具合に解決に導いてくれることがあります。
【まとめ】
今回は、看護師の職場でよく見かける3タイプの先輩の特徴とそれぞれのタイプの先輩との上手な付き合い方について解説しました。
あなたの職場に、あてはまるタイプの先輩はいましたか?
看護師1年目の最初の関門ともいえる、職場の人間関係の問題。少しでもあなたの働きやすい職場環境づくりの参考になれば幸いです。