こんにちは。
看護師のための総合情報ブログ
【ごんちゃんのへや】へようこそ!
今回は【新人看護師さん必見!?精神的な苦痛に耐え抜く方法3選!!】
【趣味の合う友人をもつ】
≪病院内≫
病院内で趣味の合う友人を持つことで、自分の居場所を感じることができます。
特に、先輩とのつながりができることは利点だと考えます。
その先輩は、きっとあなたに何か理不尽なことを言うお局さんや上司から守ってくれることがあります。その他にも色々と業務を手伝ってくれたり、相談に乗ってくれたりと様々な恩恵を受けることがあります。
またプリセプター以外の先輩とのかかわりを深く持っていることで、精神的なフォローがより強まり、プリセプターと気が合わない場合などでも、相談できる相手ができるなどの利点があります。
そのための方法として
・院内での部活動への参加
・新人の頃だからこそ、話しかけてくる先輩に趣味を打ち明けて、趣味が会う人がいれば、こちらから誘いの声をかける
などの手段があります。
≪病院外≫
不定休であり、平日休みが多い看護師は多かれ少なかれ趣味をもって病院外の人とのつながりを持っている方が多いです。
休日に自宅で過ごしている時間は、快適ですが精神的にはふさぎ込んでしまいやすく、心が落ち込みやすくなる傾向にあります。
日中るというに日光を浴びていなければ、脳内のセロトニン合成量が減少し、抑うつ傾向が強まるという研究結果もあります。
そのため、出来れば外出する理由になる趣味をもつことが有用であると考えます。
平日休みであり、他の友人と休みが合わないことの多い看護師は、習い事やサークル活動に参加していることも多いです。私の通っていたテニススクールでも、同じ時間のレギュラーメンバー7人のうち5人は医療従事者でした。笑
そのため提案は
・やってみたいことや、これまでの趣味を習い事にしてしまいましょう。
・休日は病院内外問わず、趣味でつながることのできる仲間と外出しましょう。
【弱音を吐けるつながりをもつこと】
≪同業の人とのつながり≫
看護師は、他の看護師や他の医療従事者とのつながりを深く持つことがあります。
同業者とのつながりをもつことで、医療従事者ならではの不満を言い合うことができます。同じような思いをしている仲間であるからこそ、わかるものがあります。
共感しあえる仲間がいることは、それだけで心が強くなります。
特に、同期の友人とのつながりは重要です。同じ職場に同じタイミングで入った者同士だからこそわかることもあります。
ただ、どうしても同期入社メンバーとそりが合わない時。そこで悩む看護師も多くいます。そんな時は同期で卒業した大学時代の友人や職場の先輩とのつながりを大事にしましょう。きっと良い理解者になってくれます。
それでもそりが合わない、話しかけずらい、大学時代の友人は遠方にいってしまったなど、何らかの理由で心を許せるつながりをもつことが困難な場合は、SNSを活用することも有効な対処方法であるといえます。
≪その他の人とのつながり≫
家族や趣味の合う友人とのつながりをもつことで精神的な安定を得ることができます。
病院外の人に話を聞いてもらうことも、気持ちを仕事からそらすために有用な手段といえます。
気持ちが沈んだときは、気分を変えてみることもおすすめです。
【気持ちの掃き出しノートの作成】
自分の気持ちを紙に書いてみましょう。
①職場で感じた嫌だったことを書き出す
(先輩に言われたことや辛いと思った内容など)
②それに対する反論・言いたいことを書き出す
(言い返したかった事、感じたことなど)
③②の中で、自分が一番楽に感じることにマーキングする
(先輩は精神的に弱い側面があるから、こんなことを言ってきてるんだ‥など)
そうして、自分の感じたことや思ったこと、言いたかったけど言えなかったことを視覚情報として捉えることで気が楽になり、気持ちや思考の整理になります。
思考の整理をすることで、先輩が言いたかったことや指導された内容、明日から自分がどうしていくかなどの整理をすることも同時にできます。
【まとめ】
精神的な苦痛に耐え抜くために、病院内外問わず趣味の友人や先輩、同期メンバーとのつながりは重要なものです。出来れば対面で会うことができる人物の方が好ましいですが、それが難しければSNSの活用も有用な手段といえます。
また看護師は多かれ少なかれ看護学生時代に負けん気や反骨精神が培われています。そのため、お局さんや上司に理不尽なことを言われたときに言い返したいことや腹の立つことも多くあります。
そうした気持ちを視覚的にとらえ、思考や気持ちを整理することで次に活かすための方法が明確化でき、自分自身を客観的に見ることにもつながります。
1~3年目の看護師は特に精神的にしんどい時期です。私も職場内で教育担当看護師からのいじめやパワハラなど経験したからこそ、その辛さを理解することができます。
だからこそ、それを乗り越えたからこその「看護」を経験してほしい。せっかく入職した現場ならではの「看護師という職業」の楽しさややいがいを知ってほしい。私はそう考えています。