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今回は【コロナ病棟配属になって気づくこと】

~アフターコロナの社会情勢~についてまとめていきます!

 

【新型コロナ感染症が広まって起こった日本の社会情勢の変化】

≪外出の自粛≫

当然といえば当然の対応だと考えますが、これによる日本人への影響度はとても大きいものです。

 

例えば・・・

・会社への出勤回数の減少または休業要請に関わる突然の休業

・会社員世代がずっと家にいることでかかる妻の精神的負担の増大

・学校の休校や公園での遊具の使用禁止などに伴う子どもたちのストレス、学業の遅れ

など

 

挙げればキリがないほどに、外出の自粛に伴う社会への影響度は大きいです。

 

一方で外出の自粛に伴い、SNS等の通信アプリケーションが盛り上がりを見せていることもコロナの拡大に伴う大きな変化の一つです。アフターコロナの社会情勢の中で今後、一層の盛り上がりを見せていくものと思われます。

 

この技術をどのように活用していくかを考えることが、アフターコロナの社会情勢を予測するための重大な手掛かりとなるとみています。

 

≪入院患者の孤独≫

新型コロナウイルス陽性患者はもちろん、医療現場の全面面会禁止措置に伴い孤独を感じる患者さんも少なくない。私の所属していた病棟でも、わざわざナースコールで看護師を呼び「話し相手になってほしい。さみしい。」と涙を流しながら言ってくる患者さんいました。

 

しかし、私たち看護師は他の数多くの患者さんの看護に平等にあたらなければなりません。その声一つ一つに応えることは、とても難しいのが現状です。

 

それでも、患者さんもまた人間です。私たちがもし逆の立場なら、どうでしょう。

その辛さはすごく理解できるものではないでしょうか。総室ならまだしも、個室ではなおさら、です。

 

看護師は業務の多忙さや人材不足でつい、そういった心のケアをおざなりにしがちです。ですが、私たち医療従事者の声掛けやかかわり方ひとつで患者さんの心の支えになれることをぜひとも覚えておいてほしいです。

 

≪滞る社会経済≫

外出の禁止や休業要請などの影響により、日本や世界各国の経済活動が滞りをみせています。

 

個人投資家や事業主、休業中の会社員の方々は、収入が減少しています。そういった方々への国からの支援策は少なく、貯金額を切り崩す、ミニマムな生活を営む等の対策を余儀なくされています。

 

考え方によっては、株価が全体的に低迷をみせている今こそ、株式の購入や投資信託の商品購入などを行っておくことでアフターコロナでの資産の増大も見込まれますが、実際のところどうなるのか、疑問は残ります。

 

【コロナ病棟配属になって考えたこと】

SNSの普及に伴う人間関係の希薄化≫

通信系の技術の革新とともに、問題になってくるのは人間関係の希薄化にあるのではないかと私は考えています。

 

外出の自粛に伴いSNSでのやりとりで充分であると感じる人々も少なからずいます。SNSでのやり取りでは、相手の息遣いや細かな仕草が見えないことやアイコンタクトの取りづらさが少なからず付きまといます。

 

それらにより、人同士の親密性はこれまで以上に低下してくる可能性があります。

 

人間心理のなかで、特にアイコンタクトや細かな仕草の中で発せられる心理状態の変化が見えづらくなることは、相手に対して何を考えているかよくわからない、怖いと感じる等、相手に対する不信感の増大につながりやすい要因になります。

 

そうしたことに関連して人間関係はますます亀裂が入りやすくなり、徐々に希薄化していくと考えられます。

 

≪心のよりどころを求めて≫

一方で、人々は対面で人と会うことが少なくなり、親密な相手とのつながりはより密なものに、不信感が少しでもあればその不信感の増大による不安感の増大等の影響を少なからず受けます。

 

そんな時、少しでも人と人の隙間を埋めてくれるのがSNSであり、そこに依存さえする人も少なくはありません。それは心のよりどころがそこにしかないと感じているからです。

 

外出の禁止に伴って共にする時間が増えるからこそ、相手に対する不安感や不信感は増大していきます。それによって家族や恋人、パートナーとの関係の悪化やストレスの増大にさえつながっていきます。

 

 

ですがどうでしょう。突然、けんかをしている相手がコロナに感染したら・・・もしその人が重症化して、もう会えないとしたら・・・

考えてみてください。

 

私は、すごくつらいです。そんなことを考えたくもありません。

それなら、その辛さやあなたの抱えるストレスを相手にぶつけている場合ではないことに気づきませんか?

【こころのケアの重要性】

コロナ病棟の配属になって、さまざまな人たちを見てきました。

社会情勢についても、医療従事者だからこそ注意して把握できるよう努めてきました。

 

だからこそ、私は思うのです。医療従事者は人間心理学を学ぶべきだと。

患者さんはもちろん、家族や友人、あなた自身も、人はみな心をもっています。

 

それを忘れてはなりません。心は、あなたという人物を映し出す鏡です。

 

心理学を学ぶことで、孤独を感じる患者さんへの対話やストレスの発散に困っている家族や友人への助言、自身のストレスマネジメントを行う術を身に着けることができます。

 

医療従事者である以上、患者さんの心のケア、私たちの感情のコントロールは必須です。これからの医療業界をけん引する若い世代だからこそ、心理学のスキルを身に着け、看護ケアの質を底上げしていきましょう!

 

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